2012年06月17日

米沢富美子さんの私の履歴書

日本経済新聞の文化面(最終頁)の私の履歴書を、
ビジネスマンなら知らない人はいないでしょう。

各界の著名人が、生まれてからこれまでの自分史を1ヶ月にわたって綴ります。

書かれている内容は、ほんとに人それぞれ。
お笑い芸人なのに、まったく面白くない自分史を書く人。
一流企業の社長経験者なのに、自慢話ばかりで鼻白んでしまうような自分史を書く人。
思わず共感してしまったり、尊敬してしまったりする生き様の人。
本当に波乱万丈の人生を送ってきた人。

とても面白い人もいれば、読む気がしない人もいます。
面白ければ、毎朝この欄を読むのがとても楽しみだし、
つまらなければ、2、3回で読むのを止めてしまします。

そんな中で、2012年6月に私の履歴書を書いているのは、
米沢富美子さんという理論物理学者(慶応義塾大学名誉教授)です。

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わたしは、米沢富美子さんを全く知りませんでしたが、
彼女の書く、私の履歴書は本当に面白い!

おススメです。

天性の才能はいうまでもないことですが、
女性がまだ認められることが少なかった戦後間もない時代という逆境の中で、
持ち前の明るさと楽天性、そして頑張りで人生を切り開いていく様には惹きつけられます。

結婚して1年半後に、証券会社に勤める夫がロンドンに社会人留学すれば、
夫のいない寂しさに耐え切れず、
すぐさまイギリスの大学に手紙を書いて
奨学金に授業料、寮費、食費免除を獲得して、
3ヵ月後には夫のいるロンドンに行ってしまいます。
なんという、パワーと可愛らしさ。

1歳の長女の育児中に第2子を妊娠して、とてもつわりがひどく、
京大基礎物理学研究所の助手の仕事もあり、家事もありという状態で、体調も悪いところ、
全く家事も育児もしない夫(夫も証券会社勤務で疲れていた)に、
「最近君の勉強している姿を見なくなった、怠けているのじゃないか?
京大の助手になったぐらいで慢心していては、あとは伸びないよ」
と強烈な言葉を浴びせられても、キレもせず、一念発起し、
4時間睡眠で物理学の新理論を発見する。
なんてスゴイ!

まったくビックリするような女性です。
そして、その文章もとても面白いのです。

もう6月も半月過ぎてしまいまいたが、みななんもぜひ米沢富美子さんの
私の履歴書を読んでみてください。

わたしもこれからの半月、日経の朝刊が楽しみです。







posted by ピコティ at 23:00| 東京 ☀| Comment(0) | 日々の1コマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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