2012年06月28日

京都たかばしの新福菜館!

青森で何気なく入ったラーメン店。
末廣ラーメン本舗 青森分店です。

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食券を買って、カウンターで待っていると、
ラーメンが出来上がりました。

食べてみると。
ん!このラーメンの味はどっかで食べたことがあるぞ。。。


そう思って店内を見回すと、末廣ラーメン本舗の歴史が掲示されていました。
えっ、そうなんだ。
やっぱりね〜と思いました。
どおりで食べたことがある!


秋田が地盤の末廣ラーメン本舗ですが、
その味の源流は京都にありました。

そう、京都ではとても有名な、あの “ たかばし ” のラーメンです。

京都駅の東側のJRの線路を高架となって抜ける道路の、
その駅の北側の高架をタカバシと呼んでいますが、
“ たかばし ” には2店、古くからのとても有名なラーメン店があります。

第一旭と新福菜館です。

末廣ラーメンの創始者は、京都 “ たかばし ” の新福菜館に
教えを乞うてその味を伝授してもらったとのことでした。

ramen_tyumon_img.gif

わたしは京都で学生時代を過ごしましたが、
わたしの下宿のすぐ近くに、この新福菜館の三条店がありました。


当時わたしは週に一度はこの店にお昼ご飯を食べに行っていました。
下宿からすぐだったし、美味しかったのです。
本当に通ってました。

でも、最初に偶然にこの店に入った時は、
その味になんだかとてもビックリしました。

京都といえば、京料理に代表されるように、
薄口で上品な味付けが特徴です。

ところがこの新福菜館のラーメンときたら、
めちゃくちゃ濃いしょう油味。

関東でも食べたことないぐらいの濃い味に、
豚のだしの粗野で原始的なくらいの濃厚さ!

これはほんとうに京都のラーメンなんだろうか? と思いました。
それは、まったく京都のイメージにそぐわないラーメンだったのです。


そして更に驚くことに、そのラーメンは京都の人に大人気なのでした。

わたしが通っていたその店は、あまり広くないこともあって、
ランチタイムに行くと行列です。

京都の人もこんな濃い口の濃厚なラーメンが好きなんだ。
ちょっとカルチャーショックでした。


そうして考えると、東京のうどんはツユが真っ黒で食われへん!

と大げさに驚くのは、関西人の中でも大阪人だけだとわかります。
( たぶん半分はわざとです (*_*) )

なぜって、京都には濃い口しょう油の文化があるのですから。

そういえば家でよく使っている創味のつゆも、
鰹出汁がバリバリで、かなり濃い口のしょう油味だけど、
この創味食品も京都の会社だよね! と思います。



大学生であったわたしが、当時注文したのは特製ラーメン。

大盛りサイズのどんぶりに、並々と入った麺とつゆ。
その上には一面チャーシューが敷き詰められて、
更にその上に青ネギが山のように積まれます。
それで650円ぐらいだったと思います。

若いわたしでも、全部食べるとお腹一杯でした。
とても懐かしい青春の味です。
三条店では、その当時夫婦が2人で一生懸命にラーメンを作っていました。


社会人となってから、再び関西に居住することになったので京都での観光がてら、
ある時、家族で懐かしの新福菜館三条店にラーメンを食べに行きました。

わたしとしては、涙がちょちょぎれる程、
懐かしい青春の味でしたが、家族には大不評。

野性味あふれる粗野なくらいの豚のだしと、
濃厚でコクのあるしょう油味のラーメンは、
家族には受け入れられませんでした。
美味しいのにね…


その後月日は流れ、新福菜館も大きくなったようです。
今では東京にも横浜にも新福菜館があるようです。
フランチャイズなのか直営なのかは知りませんが・・・


青森で何気なく食べたラーメンが、
京都での学生時代の記憶を呼び覚ます。
そんな不思議な体験でした。




新福菜館 本店
総合:4.0

料理・味:4.0 サービス:3.0 雰囲気:3.0 CP:3.0










posted by ピコティ at 23:00| 東京 ☁| Comment(2) | 食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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