2011年07月20日

アルゲリッチのチャリティCD発売中!

情報としては、ちょっと遅いですが、
昨年12月1日に聴きに行った、アルゲリッチのコンサートがCDになりました。

それも東日本復興支援チャリティCDです。
参加したアーティストは印税収入を放棄し、収益を復興支援のために寄付するというのもです。

CDを製造した会社は仙台市にあって、被災したそうです。
このCDの製作がそもそも、震災の復興になっているのですね。

カジモトから発売された、初回限定版。
2010年11月28日と12月1日、すみだトリフォニーホールでのライブ録音です。

iphone/image-20110720213658.png

ライナー・ノーツに掲載されている、マルタ・アルゲリッチの文章をそのまま引用します。

「地震の犠牲となった方々のために、私に出来ることは何でも致します。
シューマンとショパンのライブ録音も、どうかそのために役立てて下さい。
私は日本の状況をとても憂い、とても気にかけています。
ニュースをずっと見ていますが、日本の皆様の計り知れない痛みと、それに耐える勇気を感じ、
皆様へ深い愛と尊敬の念を抱かずにはおられません。
一刻も早く日本を訪れたいと願っていますが・・・
言葉ではとても表現しつくせません。ごめんなさい。     マルタ」

ショパンと、シューマンの生誕200年。
アルゲリッチの来日から40周年。
そしてアルゲリッチは今年70歳。

記念のコンサートの、記念のCDです。

あらためて聴いてみると、演奏の素晴らしさを再認識させられます。

アルゲリッチ、円熟の極み!

残念ながらCDになってしまうと、会場で生で聴いた演奏とは別物になってしまって、
そのときの会場の臨場感などは望むべくもないけれど、
こうして今CDで聴いても、シューマンもショパンもとても素晴らしく、
感動的な演奏です。

コンサート・ホールで聴いた演奏会がCDになるのは、
なんだかとても嬉しいですね。
そしてCDの代金は復興支援として寄付されると思うと、
喜んで購入しました。


それでは、その時、コンサートについてのわたしのブログを、再度掲載しますね。
これは当時、アメブロにアップしたものです。








2010-12-1  00:00:00

アルゲリッチ節炸裂!


12月1日はマルタ・アルゲリッチのコンサートに行ってきました。

錦糸町のすみだトリフォニーホール

このすみだトリフォニーホールは初めて訪れましたが、
とてもいいホールです。

 086.JPG

クラシック・コンサートにちょうどよいサイズ。収容人数。
リラックスして音楽に耳を傾けることができる、落ち着いた空間。
(東京オペラシティのコンサート・ホールはすばらしいけど、なんか落ち着かない)

音の粒立ちが、聞き取れるちょうど良い音響(残響)。

いいですね!気に入りました。

その素晴らしいホールでのアルゲッチの演奏会。

そのプログラムです。

シューマンのピアノ協奏曲イ短調
 <休憩>
ラヴェルの道化師の朝の歌 (これはオケの曲)
ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調
 <アンコール>
再びラヴェルのピアノ協奏曲の第3楽章
シューマンの子供の情景から「見知らぬ国」
シューマンの幻想小曲集から「夢のもつれ」

指揮:クリスティアン・アンミンク
新日本フィルハーモニー交響楽団

087.JPG 


シューマンの協奏曲は、もう冒頭のオーボエの甘い旋律を聴いただけで、感激でウルウルでした。
(わたしは、日常生活で泣くことはありませんが、音楽では泣けますね。不思議です。)

アルゲリッチの演奏は、期待に違わず、すばらしい。

自由奔放、緩急自在、変幻自在です。

情熱的で激しくて、もの凄いスピードと思うと
軽やかで、やさしくて、そして柔らかなタッチ、
そして、またある時は、ロマンチックで感傷的で情緒たっぷり。


もうあっという間に、演奏に引き込まれていきますね。


シューマンの第1楽章のカデンツァ。
ラヴェルの第3楽章
まさにアルゲリッチ節、炸裂といった感じです。

アンコールでは、再びラヴェルのピアノコンチェルトの3楽章。
この演奏は最初の演奏の時よりも、更に乗りに乗って、もう本当にすごい!!

そして、ピアノソロ曲を2曲。
アルゲリッチのピアノ・ソロ曲は、こういう時にしか聴けません。
(アルゲリッチはソロ・リサイタルを開かない)
とても貴重なピアノ・ソロの生演奏です。

会場は盛り上がり、アルゲリッチ本人も、とてもご機嫌な様子でした。

ふと見ると、ちょっと前の席で、華道家の仮屋崎省吾さんが、スタンディング・オベーションしてましたよ。
(仮屋崎さんは、テレビのまんまでしたにひひ

生でアルゲリッチが聴けて良かった。

もう、二度とこんな機会はないかも知れない、

そう思うと、本当に夢のようなコンサート、夢のような一夜でした。


106.JPG




 

posted by ピコティ at 23:00| 東京 ☀| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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