青森は大雪でした。
雪に強いはずの青森空港も、この日ばかりは離着陸困難な状態に。
この日、JALはいつもの機材である、ボーイング737-800を
マクダネル・ダクラス MD-90に変更して対応しました。
降雪時の空港への着陸経験の豊富な、旧JASのベテランパイロットが操縦します。
この変更のため、出発は1時間遅れ(青森空港の気象条件待ちもあったけど)
そのベテランパイロットでさえも、地上30メートルまで下降して、
誘導灯が見えなければ、ゴーアラウンドして、
羽田に引き返すとのアナウンスでした。
飛行機から見た、山形市上空です。
山形は雪はたくさん積もってますが、晴れてます。

そんなことで心配もしましたが、
さすがベテラン、すばらしい着陸で青森空港に到着しました。
やっぱり、安定感が違いますね。
到着した青森市内はこんな積雪でした。

地元の人も、ちょっと驚く積雪です。
ましてや、わたしはこんな積雪は初体験です。
珍しいので、非日常で楽しい感じです。

この雪の中を歩いて訪問したのが、青森市の新和食 竹林坊。
2度目の訪問です。

この竹林坊、料亭の雰囲気をかもし出していますが、
いたって普通の値段設定。
でも居酒屋とは一線を画す品格があります。
そして、出されるお料理は和食をベースにした、創作料理という、
ちょっと風変わりなお店です。
まずはお通し。
くるみ胡麻豆腐。胡桃の風味が効いてます。

お酒は純米吟醸酒の杉玉。
すっきりとして、ほのかに甘いお酒です。

八戸で水揚げされた鯖をつかった自家製〆サバ
脂が乗って、とても美味しい。

続いては、タツ柚子田楽。
タツとは鱈の白子のこと。
西京味噌を白子にのせて、大根のしそ漬けで囲みます。
それを熱した敷石で暖めますよ。
酸味のある大根と、西京味噌で風味付けした、暖かい白子が奏でる不思議な味わい。。。

ここで日本酒のお代わりを。
純米酒の如空です。
ふくよかですっきりとした味わい。
米麹の味がします。
そして、あわびバターの醤油仕立て。
エリンギと共にいただきます。
あわびとエリンギの食感が似てます!
南部地鶏の石焼き。
柔らかく風味のある南部地鶏。
そのまま食べても、酸味のある長いものソース(ポン酢を入れたのかな?)
をつけても美味しいです。
この酸っぱめのソースと黒胡椒が合いますよ。
そして、つくね芋焼酎の水割り。
青森五所川原の やってまれ という芋焼酎です。
長芋で作られた芋焼酎なのに、ちゃんとお芋の香りがする。
〆はつゆそば飯。
甘辛いソースで味付けしたそば飯を石焼にして、
(なんと中には温泉たまごが入ってます)
そこに和風出汁の特製汁を、たっぷりとかけて混ぜます。
すると雑炊のような状態に。。。
おこげもできます。
モヤシ、紅ショウガ、松の実入り。
そば飯にちょっと濃い目の鰹出汁が以外と合う。
これもまた不思議な味わいです。
身体も暖まったところで、雪の降りしきる寒い夜の街をゆっくりと歩いて、
宿に帰るとしましょうか。
旅行者で訪れるならいいなあ(へたれです)。
雪の青森から帰ってきたのに、
翌日は、朝から東京も大雪 (-_-;)
雪をつれて帰ってくるな!と言われました●〜*