わたしが泊まった時には温泉旅館として、
あってはならないアクシデントがありました。
なんと午後4時過ぎから、午後9時過ぎまで、
約5時間にわたってお湯が出なかった!
ボイラーの故障との事です。
お湯が出ないと、いくら温泉でもお風呂に入れない。
温泉旅館でお湯が出ないなんて、笑い話にもなりませんよね。
そんなこんなで、箱根 強羅 花扇の
なんとなく悪いイメージは挽回されることもなく、
たぶん記憶とかイメージというのは、
こういう風に作られて定着するのでしょうが、
おそらく二度と利用する事はないでしょう。
けれどもお詫びの品として、
チェックアウトの時にいただいたのが、
旅館からほど近い石川菓子舗の
箱根強羅もちでした。
この旅館の部屋置きのお菓子にもなっています。

この箱根強羅もちは、白玉粉と水飴から作られる求肥に、
細かく刻んだ羊羹が入っているお餅です。
ゆずの風味であっさりしているので、軽い感じの和菓子。

箱根湯元の湯もち本舗 ちもとの湯もちと、
形状も、風味も、食感も似ていますね。

中に黒っぽく見えているのが、ようかんです。
お餅の中に小さく数個入っていると、
なんだろうと思って、
それだけを取り出して食べてみたりする(笑)
のですが、確かにようかんでした。
わたしとしては、もっと大きなようかんを、
この求肥のお餅で包んで欲しいのですが、
このアイデアはダメかしら?
誰か採用してくれないかな〜。
ゆず羊羹を求肥で包んだ棹がし、「琴弾(き)」というの、鎌倉駅近くの松月堂さんに有ります。
よく求めていました。お試しになってみて下さい。
「夏蜜柑漬け」
萩市(山口県)の銘菓、白餡を使用した少し甘さ抑えめの羊羹が夏みかんの中に。おつまみにもいい等と紹介されていました。わたしは、先月新年会に山口出身の友人が郷土の名品と携えて来て呉れ初めて知りました。夏みかんの皮を砂糖漬けにしてあり、セロファンに包まれて可愛い箱に入っています、同じ柄の薄紙でさらにもう一重。佇まいが如何にも昔ながらです。御用達ですかね。
おもちとのコンビネーションではないけれどいかがかなと思い。わたしは美味しいと思いました。
コメントありがとうございます。
ご紹介していただいたお菓子、どちらもとても美味しそうですね。
今度試してみますね。
ところでらくたなさんは柑橘系がお好き?
わたしも好きなので、好みが合いそうです。