2012年10月31日

モンジャール・ミュニュレのヴージョ1er クリュ レ・クラ

ヴージョはとても小さな村です。
コート・ド・ニュイの中で面積は最小ですが、
とっても凄い村でもあります。

なんと村のブドウ畑に占めるグランクリュの割合は75%。
大部分がグランクリュなんですね。
このグランクリュはシトー派の修道僧が拓いたクロ・ド・ヴージョです。

プルミエクリュの割合は18%。
グランクリュとプルミエクリュを合計すると93%なので、
村名ワインはわずか7%ということになります。

というわけで、このヴージョにあっては、
村名ワインを探すのが至難の技、
ずっとコート・ド・ニュイの村名ワインの旅を続けてきましたが、
今回はプルミエクリュとなりました。

今週のワインは、
ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ
ヴージョ 1er クリュ レ・クラ 2008
image-20121031060904.png

赤紫がかったルビー色。
輝きと透明感のある色合いです。

フランボワーズとイチゴの甘い香り、
焦げた香りと枯れ葉のような草の香りもあります。
とっても豊かな香りです。

アタックは滑らかで、甘味と酸味がバランスよく現れます。
穏やかな酸が、心地よい苦味に変化していく。
アルコールのボリュームと上品なタンニンを感じます。
アルコール度数は13%。
ポテンシャルを感じるので、
いま飲んでしまうのはちょっともったいないかも。


ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレは、
ヴォーヌ・ロマネに本拠地をおくドメーヌで、
4つのグランクリュと8つのプルミエクリュを擁し、
30銘柄以上のワインを製造する、
規模も大きく、歴史もあるドメーヌです。

個人的には手と、手からピョンピョンと伸びる
ブドウのマークがとってもお気に入り。

ヴージョ村がとても小さいことは冒頭に書きましたが、
この村の小さいブドウ畑を
80人以上の栽培家や醸造元が分割所有しているために、
ワインの出来にはかなりのバラつきがあるようです。

「ハズレ」が多いことでも有名なヴージョのワイン。
あなたの選んだヴージョのワインがとても美味しいことを祈ります。




posted by ピコティ at 06:44| 東京 ☀| Comment(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月23日

ミッシェル・グロのシャンボール・ミュジニー!

ジュヴレ・シャンベルタンの力強く、男性的なワインとは対象的に、
シャンボール・ミュジニーのワインは、
コート・ド・ニュイの中では最も女性的であり、
繊細さとエレガンスを備えているといわれます。

グランクリュは2つ。
ミュジニーとボンヌ・マールです。
ボンヌ・マールはモレ・サン・ドニにまたがっていて北の端、
ミュジニーはヴージョとの境界にあって南の端にあります。

村の南北の両端にあれば、当然にこの2つのグランクリュの性質は違いますね。
でもボンヌ・マールはショップで売っているけれど、
より優雅で繊細なミュジニーはショップで売っているのを見たことがない!
ないと余計に飲んでみたいのは人情です。。

この村では白ワインは造られていません。

そんなこんなで今週末のワインは、
ドメーヌ・ミッシェル・グロ
シャンボール・ミュジニー 2009
image-20121023053224.png

輝きのあるルビー色。

湿った感じのある、少し陰性なワインです。
赤い果実の感じもあります。

はっきりとしたアタックで、アセロラや小梅のような、
しっかりとした酸が表現されています。
そして時間の経過とともに苦味が徐々に広がっていく、
ちょっととりすました雰囲気があるワインです。
繊細といえば繊細。。


ヴォーヌ村のシンボルであるグロ家は、
4人の子供によって、3つに分割されました。
グロ・フレール・エ・スール
ジャン・グロ →ミッシェル・グロ
フランソワ・グロ → アンヌ・グロ

今日のドメーヌ・ミッシェル・グロは
ジャンの長男のミッシェルが運営してます。

グロ家のワインの飲み比べなども面白いのではないでしょうか。
一家を分割してしまう程の、ワインの違いが感じられるかどうかですね。

posted by ピコティ at 06:02| 東京 ☀| Comment(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月16日

レシュノーのモレ・サン・ドニ!

ブルゴーニュのコート・ド・ニュイを
マルサネ、フィサン、ジュヴレ・シャンベルタンと南下してきました。

次のAOCはモレ・サン・ドニです。

モレ・サン・ドニはどちらかというと小さな村。
力強いジュヴレ・シャンベルタンと、
エレガントなシャンボール・ミュジニーに挟まれて、
その中間的な性格を持つとされています。

それほど大きくない村に、グランクリュは5つ、
プルミエクリュは20以上もあります。

ボンヌ・マール(シャンボール・ミュジニーにまたがっている)
クロ・ド・ラ・ロッシュ、
クロ・サン・ドニ、
クロ・ド・タール
など、有名なグランクリュがたくさんありますね。
そんなモレ・サン・ドニのワインはどんな感じでしょうか。

今週のワインは、
フィリップ・エ・ヴァンサン・レシュノー
モレ・サン・ドニ 2009
image-20121016061350.png

外観は赤みがかった深みのあるルビー。
透明感もあり、とてもきれい。

フランボワーズやいちごの甘い香り、
木質な香りや、湿った香りもあるけれど強くはありません。
樽からのヴァニラの印象もあります。

はっきりとしたアタックで、トロミのような粘性があります。
アルコール度数は13%。
果実のような甘さを感じた後に、
細かくフレッシュな酸が、心地よい渋みへと移っていくような味わい。

ヴィヴィッドで、若々しく、とても美味しいです。
とてもエレガントな印象で素敵。

フィリップ・エ・ヴァンサン・レシュノーは
ニュイ・サン・ジョルジュに拠点を置くドメーヌ。
フィリップとヴァンサンという兄弟で運営しています。
マルサネからショレイ・レ・ボーヌまで、
18ものアペラシオンを手がけているそうです。

レシュノー、とてもいいです。


posted by ピコティ at 06:39| 東京 ☁| Comment(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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