2012年10月09日

ヴォーシェールのジュヴレ・シャンベルタン

コート・ド・ニュイを南下して、
最初に出会う偉大な村はジュヴレ・シャンベルタン。

9つのグランクリュと8つのプルミエクリュを有し、
面積はコート・ド・ニュイで最大、
赤ワインの生産量はコート・ドールで最多です。
こうしてみると、いろんな意味で偉大な村だと分かりますね。

造られているのは、ピノ・ノワール100%の赤ワインのみ。
そのワインは、ダイヤモンドのように硬質な輝きを内に秘めた、
華麗なワインと言われていますが、果たしてどうでしょう。

そんなジュヴレ・シャンベルタンのワインです。

ヴォーシェール・ペール・エ・フィス
ジュヴレ・シャンベルタン 2009
image-20121009060233.png

赤みを帯びたルビー色。
輝きも充分です。

熟した赤い果実の充実した香り。
優しい酸を伴ったバランスの良い香り。
紅茶や湿った樹皮の香りもあります。

甘味を感じるほどの果実味、
イチゴやフランボワーズの味わいと細かい酸味、
その後に訪れる心地よい渋み。
木質な感じもあります。

長い余韻。美味しいです。

ダイヤモンドのような硬質な輝きとはいかないけれど、
この味わいの深さ、複雑さはマルサネ、フィサンのワインにはなかったもの。
価格はほぼ同じなのにね。

ところで、○○○・シャンベルタンという特級畑、例えば、
シャルム・シャンベルタン
グリオット・シャンベルタン
ラトリシエール・シャンベルタン
ルショット・シャンベルタン とかと並べて、
ジュヴレ・シャンベルタンと書かれると、
まるでジュヴレ・シャンベルタンが特級畑のワインみたいな錯覚に陥ります。

これはお買得と思って買ったら、アレ?なんてことのないようにご注意を。
特に通販では、言葉巧みに誘導しているケースもありますからね。




posted by ピコティ at 06:35| 東京 ☁| Comment(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月02日

ジャン・ミッシェル・モランのフィサン!

コート・ド・ニュイ地区にあって、フィサン(Fixin)も
ちょっと地味な存在かもしれません。

クロ・ド・ラ・ペリエールに代表されるプルミエクリュもあるけれど、
フィサンは面積も小さいし、もうちょっと行けば偉大な村、
ジュヴレ・シャンベルタンがあるからかな。

そのためかフィサンはプティ・ジュヴレと呼ばれることもあるとか。
それが地元にとって喜ばしいことなのかはちょっと不明。

そんなフィサンのワインです。

ジャン・ミッシェル・モラン
フィサン ヴィエイユ・ヴィーニュ 2009
image-20121002054251.png

輝くようなガーネット。
赤い果実の持つ優しい酸を伴った甘い香り。
飲んでみても、果実の甘さの後に、細かい酸を感じ、
その後に心地よい渋みが続きます。

甘味、酸味、渋味が分かりやすく表現されているワインでした。
美味しいですね。

重厚さはないけれど、小さく、可愛く、繊細でした。



posted by ピコティ at 06:07| 東京 ☁| Comment(2) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月25日

トラペのマルサネ!

ブルゴーニュのワインを覚えようと思うと、
まずコート・ド・ニュイ地区から覚えていくことになります。

マスタードで有名なディジョンの南、
コート・ド・ニュイは南へと広がります。

まず最初のAOCがマルサネですが、
このマルサネ、有名な村ばかりのコート・ド・ニュイ地区にあって、
唯一、グランクリュもプルミエクリュもありません。
ようはすべて村名ワインということです。

マルサネはピノ・ノワールを使ったロゼが有名ですが、
地球温暖化の影響で、
最近は立派な赤ワインもつくれるようになったとのことです。

このマルサネのワイン、
わたしは飲んだことがなかったので購入してみました。

ドメーヌ・トラペ・ペール・エ・フィス
マルサネ 2010
image-20120925054207.png

ドメーヌ・トラペは6世代に渡って、ジュヴレ・シャンベルタンで
ワインを造っているドメーヌです。

徹底したビオディナミで、クォーツの粉末を定期的に畑に撒くとのこと。
なのでこのワインはクォーツの味がします。
なんちゃって、ウソですよー。

ピノにしては、赤紫の色がしっかりついていて、
色の凝縮感があります。
若々しい色合いですね。

アルコール度数は12.5%。

アセロラ、サクランボ、イチゴの感じですが、
特色は若々しくフレッシュでヴィヴィッドな酸味です。

この若々しさが、2010年というまだ若いヴィンテージによるものなのか、
それともマルサネの特徴なのかはちょっと不明??

今度はチャーミングなマルサネ・ロゼを飲んでみたいですね!

posted by ピコティ at 06:15| 東京 ☁| Comment(4) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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